プログラミングを始めたいけど何から学べばいいの?
算数の延長で考える
今日は、プログラミングをはじめたいと思っている方に向けて、私なりに考えた、多くの人にオススメの、プログラミングの始め方を紹介します。
ところで、プログラミングは算数の延長にある、といったら、あなたはすぐに納得できるでしょうか?
では、まず、私たちが算数で学んだことをふりかえってみましょう。
数(かず)
まず算数の基本となる数について
- 数が順番に並んでいること、
- 偶数、奇数、少数など様々な数があること、
- 数と数の間に倍数、約数、比といった関係性があること、
を学びます。
計算
色々な数がわかったら、数の数え方を学びます。
ところで、私たちは、計算をしなくても、手を使って数を数えることができますね。
指を使った数え方を使うと、人に数を伝えることもできます。
算数が扱う計算は、このようにシンプルな仕組みでは扱いきれない数を数えるために編み出されました。たとえば以下のような問題です。
連続した19個の整数があります。このうち奇数だけの和と偶数だけの和との差は28になります。19個の整数の中で一番小さい数を求めなさい。(筑波大附属中)
こういった問題は、数を実際に並べてみて、
式に置き換えて、
その式で、問題の条件を満たす数があるか分析・検算します。(ぜひやってみて)
このような考え方を、現代では計算思考と呼びます。
計算思考は、英語で Computational Thinking 。すなわち、コンピューターの思考を意味します。
図形
三角形をはじめとして、さまざまな平面図形と立体図形を学びます。また、立体図形を平面で表す方法「展開図」を学びます。
日本の算数には、江戸時代から続く和算という古い歴史があります。
これには、日本で早い段階から金融が発達していたこと、徴税のために土地の測量が盛んだったことなどが背景にあるといわれています。
日本の算数教育では
「日常の事象について見通しをもち筋道を立てて考え,表現する能力を育てる」
という目標を達成するためにカリキュラムが考え出されています。
図形を使うと、土地や金額などの量を空間上に視覚的に表すことができるようになり、私たちが問題を理解したり、分析できる見通しを広げることができます。
量
量は日常の色々なところに隠れています。
たとえば、料理のレシピにも量が隠れていませんか?
計算思考を踏まえると、料理のレシピは、材料の合わせる量を表している、ととらえることができます。
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関数・統計
算数ではグラフ、割合、平均といった、初歩の統計分析も学びます。
これは、Excelでのデータ集計や、Python、Rなどといったプログラミング言語を使ったデータサイエンスの基礎となる知識です。
もしあなたがデータサイエンスに興味があるなら、算数の統計問題を題材に始めるのがオススメです。
まとめ
数、計算、図形、量、関数・統計という、私たちが小学校で学ぶ、算数の各分野をふりかえりながら、計算思考について紹介しました。
計算思考は、目の前に解決したい問題がある時に力を発揮します。
プログラミングを始めるときには、まずプログラミングで取り組む課題を自分なりに見つけてみましょう。
